◆7/15(日)14:00〜14:55「ザ・ノンフィクション 母の涙と罪と罰」フジテレビ

遊佐学、43歳。
元ヤクザで、覚せい剤中毒になり逮捕歴のある人物。
しかし、彼は死ぬまで消えないレッテルを背負いながらも、
人生をやり直したいと必死に闘っていました。
今の自分に何ができるのか、そして、なぜ生きているのか…。

学は、スナックを改装してできた「罪人の友」という教会に寝泊まりしています。
この教会の牧師も元ヤクザで、行き場のない人たちを受け入れ、
彼らの社会復帰のための支援を続けてきました。

学は、ここで共に住み込んでいる一人の青年の面倒を見ています。
青年もまた、着の身着のまま教会に駆け込んできた元ヤクザ。
真っ当に生きたいと思い、学校に通い始めたものの、直面してしまう社会の壁…。

1年後、二人は教会を出て、それぞれの道を歩き始めます。
新たな一歩を踏み出そうとする学。
しかし、全身に刺青が入り、まともな履歴書も書けず、右足にも障害が残る彼にとって、
仕事を見つけることは簡単ではありません。
そんな中、ある出来事から連れて行かれたのは交番でした…。

ずっと学を見守ってきた人がいます。
栃木の実家で一人暮らしをしている母。
育て方が悪かったのだと自分を責め続けてきました。
しかし今、本気で生き方を変えようとしている息子を見て、母は大きな決断をします。
母の決意とは?

どん底からのやり直し。
果たして学はどんな道を選び取るのか…。

【語り】安達祐実