>>850

何について疑問なのか、良くわからない(笑)。

国債は、保有者に対し、利子を支払い、かつ、元本を償還(返済)しなければならないのだから、借金であることは確か。
借金でないならば、なぜ金利を正当化できるんだ?

それから、借金の債務者は日本政府だが、「お札(紙幣)」は日本銀行券なので、発券主体は日本銀行だ。
実際に印刷するのは、独立行政法人国立印刷局だけれどね。
因みに、貨幣(硬貨)を造幣するのは、独立行政法人造幣局。

以下は、ややテクニカルなお話。

日本銀行は、何ら裏付けもなく日本銀行券を発行するわけではない。
公開市場操作等を通じて、銀行等の金融機関に対し、金融機関の保有する国債等を買い取ったり、国債等を担保に貸付けを行う。
その買取代金または貸付金として、金融機関が日銀に有する当座預金口座に対し、振込みを行う。
そして、金融機関が、日銀当座預金の引出しを要求することにより、初めて市中に日銀券が流通することになる。