そうなんです(苦笑)

そもそもバイノーラルって「両耳の」って意味で、それに
特化しシミュレートしたダミーヘッド収音してまたモノラル
送出するなんて、一回HD録画した映像をSD標準画質にダウンコンし
またHD放送方式信号にアップコンするのと同じで物凄く無意味

ならば最初から高音質・低ノイズで定評のノイマンやシップスなどの
定番スタジオ用コンデンサマイク収音ならば何ら遜色無かったし
あの手の「微細な歯擦音」を多様な聴取環境に対し担保するに適した
音圧を安全に高めるのはかなり高S/Nなマイクアンプとコンプレッサでの
高圧縮処理と同時にフロアノイズ対策と無音部分ノイズキャンセルも必須

つまり「マイク以外の部分での高度処理は規定事項」
ならば一定の性能を持つマイクなら何でも良かった

あの企画から感じた強い違和感は、まずあの高価なマイク紹介ありきの
お手盛り企画で、今のタモリ倶楽部は作家の質が幼稚だなと痛感しつつ
かつて蒲田の池上本社まで行って劣化した同社定番ENGカメラのメンテ費用を
見積もったり「放送機器分野との親密性」を強く臭う事が多々あったなと回顧
しているが、もはやオッサンしか見ない化石長寿番組だからどーでもいいのかもね