【テレビ】日テレ「ウチのガヤ」終了へ 人気番組に見切りを付けた日テレの考え [ひかり★]

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「番組スタッフはゴールデンタイム枠への進出を狙っていましたから、終了を知らされて落胆しているそうです。それでも『ガヤ』はとにかくスタジオに集まるタレントの数が多過ぎた。緊急事態宣言は解除されたとはいえ、コロナ禍はまだしばらく続く。いつまた宣言が発出されるかも分かりません。これ以上続けるのは難しいと……」

 とはいえ、コロナ禍は今に始まったことではない。

第7世代の終焉? 

「コロナ禍はあくまで表向きの理由でしょう。日テレ上層部は、番組の使命は終わったと判断したようなのです。確かに『ガヤ』をきっかけにブレイクした芸人は多いし、彼らがMCを務めるレギュラー番組もどんどんできた。むしろ、最近はお笑い芸人ばかりで食傷気味に感じているようなんです。たしかに第7世代ブームも落ち着きましたし、お笑いブームも一段落したと……」

 個人視聴率が計測されるようになり、日テレは独自に男女13〜49歳を“コアターゲット”として設定し、この世代の視聴者を狙って視聴率を取りに行く戦略を立てた。以来、日テレはブームの先読みが早いと言われる。

「コア層は購買層ですから、彼らが見てくれなければ、CMを流しても意味がありません。コア層が見ている番組だからスポンサーは広告料を支払ってくれるのです。そこでお笑いブームもあり、若手のお笑い芸人たちを多数起用したわけです。彼らの人気に陰りが見えれば、次を探すしかありません。最近の若い視聴者の関心が高いのは、インフルエンサーですね」
 日テレに限らず、最近は人気ユーチューバーをゲストやコメンテーターに起用する番組が増えている。

「ユーチューバーもテレビに呼ばれることが減っています。彼らでは数字が取れないことが分かってきたのです」

 数百万人がチャンネル登録する人気ユーチューバーでも数字が取れない? 
 日テレでは、すでにユーチューバーの次の人気者探しを始めているという。

 お笑い第7世代も今や昔……。

デイリー新潮取材班
https://news.yahoo.co.jp/articles/82e3d1703ae5667d2249f68fbeb537da727ea94c?page=2