岡田斗司夫ゼミ

シン仮面ライダー評
85点もしくは80点

映ってる風景がすべてかっこいい
怪人のデザインとスーツの造形がかっこいい
ヒロインがいい 浜辺美波がいい 「映画は女優を魅力的に撮れてればOK」(C)映画大好きポンポさん)という言葉があるがまさにその通り

それ(上記)以外全部うーんな感じ
真ん中の戦闘シーンとかありゃーな感じ

「キューティハニー」を見た時「何がやりたいんだこの映画?」と思ったがこれ見たら「こういうことがやりたかったんだな」とわかった こんな感じで「キューティハニー」を作りたかったんだなと
自分はシンゴジ以降の庵野作品は「庵野秀明の幸せな老後シリーズ」だと思っているので作ってる本人が幸せならそれでいいと思う 今作はそれが出来たのならよかっただろう

ただ、「自分の作りたいものではなく仮面ライダーへの恩返しとして作りました」とか書いてたけどそういうことはもうしなくていい 「恩返し」とか理由をつけるような映画はもう二度と撮らなくていい
「自分の撮りたい映画を撮って本人が幸せでそれ見てる方も幸せ」でいい 「恩返し」とか言うと誰のためにもならないような映画になる 自分が見てて80点くらいと思った理由もそこにあるのかなと思った