続き

全肯定か「勘弁してくれ」かの両極端の評価しかない映画 どちらの気持ちもわかる

平成から令和にかけて進化している仮面ライダーシリーズをずっと観ている人にとっては「こういうのはもうある(やった)よね」という内容
昔の仮面ライダーが好きで平成-令和の仮面ライダーに馴染みのない(観ていない)人がはまりやすいのかなと思う

自分(岡田斗司夫)は昭和の仮面ライダーは滅茶苦茶面白かったのであれでいいのになあと思っている
自分はこれまでの「シン・**」作品には「こういう風に作る」というフォーマットがあったと思っていたので、シン仮面ライダーはそれが崩れているので「え?こうくるの?」と戸惑った
「なるほど庵野秀明が好きにやるとこうなるんだな」と思ったが、監督の発言はそうではない(「制約の多い中観る人のことを考えて作った」)。
しかしその結果できたものがこれならそんなこと(「観る人のことを考えて作った」)なんか考えなくていいから自分のやりたいようにやればいい、と思った

なんかどんどん庵野秀明が宮崎駿ではなく押井守化しているように感じる
そちらの方に行ってもあまり楽しくないのではないか
なので自分にとってはシン仮面ライダーはイマイチである