曝露反応妨害法=行動療法の影の部分を知ることも必要
どこからの引用かはあえて伏せる

『最近では、「行動療法の先生が自宅に来てくれたが、泣いて抵抗したにも関わらず、(一度同意したからと)無理やり、恐怖の汚れを広げられ、住み続ける事が困難になってしまった」
「行動療法の先生が自宅を住めない状態にしてしまい(家を汚され)、引っ越しを余儀なくされた」方も、何人かいらっしゃるのです。

行動療法に上手く向き合え、それが継続していけた人にとっては、治療効果が高いって事になるのでしょうが、その陰で埋もれてしまっている人たちを含めると、実際の行動療法の効果ってどうなんだろうと、よく思います。

表に出ている治療効果の数値は、陰で埋もれてしまった人達を、完全に無視してしまった数値じゃないのかな。
最近は、一旦良くなったけど、継続できず、自宅に帰った途端元に戻ってしまった人によく出会うので、その人たちも治った人の数値に含まれているだろう事を考えると、「治ってないじゃん」と複雑な気持ちになります。

いくらいい方法でも実践できない人、うまくいかなかった人にとっては、意味がないし絶望にしかならないです。

行動療法の治療者さんは、そんな人たちにこそ、目を向けどうしたらいいか一緒に考えてあげて欲しいです。』