離脱症状の固定化→遷延性離脱症状
(といっても「離脱症状が長く続く」だけであり「固定化」という言い換えは厳密ではない。「固定化」の言い換えは「後遺症」)。


遷移性離脱症状には駆け引きが必要。

離脱症状は全ての人に出るわけではないから、一気断薬して様子を見るのもひとつの手。

1週間以内に大した離脱症状が出ないなら、そのまま断薬すればいい。
俺様くんも言ってたように、一気断薬から1週間、離脱症状出ない人間ならその人に離脱症状は出ない。

1週間以内に耐え難い離脱症状が出たら再服薬。

離脱症状が固定化するのは1週間から2週間だから、逆に言えば、一気断薬して離脱症状出ても2週間以内の再服薬で離脱症状固定化は防げる。

というわけで、一気断薬は推奨こそしないが、離脱症状固定化しないうちの短期間なら試す価値はある。

離脱症状出ない体質の人はむしろ一気断薬すべきだから漸減法は体に毒を入れるだけだしね。

強いて言えば、1週間後に離脱症状が出た場合。この場合は判断が難しい。
メイラックスなどの長時間型ならそうゆう場合もあろうが、マイスリーやデパスといった短時間型でも1週間は平気だったのに八日後に離脱症状が出る人がいる。
この場合、再服薬すべきか、そのまま断薬すべきかは、判断が難しい。

なお2ちゃんやブログでは「一気断薬ダメ絶対」ばかりだが、一気断薬に成功した人はいちいちブログにしないだけで相当数いる。過去ログにもかなりいた。
また、過去ログにあった漢方女医のようなベンゾの危険を知り尽くしてるようなまともな医者でも一気断薬を推奨したり、
ベンゾの危険を早期から唱えていた内海も「睡眠薬くらいなら一気断薬できなくはない」と言ってるように、
一気断薬は必ずしも悪ではない。

極端な話、漸減のほうが体内にベンゾという毒を入れる時間が長いぶん悪質とも言える。

漸減のいいところは脳が気づかないうちに減断薬できることであるが、
睡眠薬に関しては、ギャバを刺激してるだけでギャバを殺してるわけではないから、
そして睡眠が本能である以上、一気断薬しても離脱症状が出ない人間がいても不思議はない。
ルネスタみたいにそもそも離脱症状を最低限にする目的で開発された(非)ベンゾもあるしな。

抗うつ薬を一気断薬しても平気な人間も過去ログに一定数いたが、その原理は解らない。

なお、睡眠薬の離脱症状のうち、反跳性不眠に関しては、固定化することはないので、反跳不眠は出ようが出まいが、離脱症状にカウントしない。
一気断薬で反跳不眠すら出ない人もいるが、出ても、固定化しようのない離脱症状が反跳不眠なので、
反跳不眠はこの場合の離脱症状にカウントしない