ベルソムラは米国では10mgが基本(デフォルト)なのはなぜだろう。
平均体格からしたら、他の薬がそうであるように米人の人が多量になるのに。


そしてなぜベルソムラスレには学習能力がない人が多いのだろか。
「ベンゾジアゼピン系や非ベンゾは恐いけど、ベルソムラなら安全」と。

ベルソムラも脳に作用するという点でベンゾ系と大した差はなく、
依存性も離脱症状も発症する。
単に発売が2014年で歴史が浅いから正確なことが分かっていないだけだ。ベンゾも正確なことが分かるまで相当時間かかったしな。

バルビツール酸睡眠薬が安全で無害と言われたがそのヤバさがバレて、
それを克服したとされるベンゾジアゼピン系が出たがしばらくしてそのヤバさがバレたという歴史に鑑みれば、
ベルソムラにも全く同じ理論が当てはまる。
脳の神経伝達物質を薬でコントロールするという作用機序である以上、GABAだろうがオレキシンだろうが同じことだ。
その意味ではベルソムラも麻薬と言っていい。

まあベルソムラやロゼレムは効力が皆無だったり、効いたとしても
個人差により就寝直前服用だったり就寝2時間前服用だったり就寝5時間前服用だったりして(就寝から何時間も前に服薬して、その数時間、何やればいいんだ。パソコンやってたら薬の効果消えそうだし)。

そもそもベルソムラもロゼレムも寝つきにはあまり関係ないから(ロゼレムにいたっては夜勤の人や不規則勤務の人には効力を示しづらいという、本来睡眠薬が使いたい人がかえって使いないありさま)、
その意味では睡眠薬と言い難い。
「最後の睡眠薬」は「ルネスタ」かもしれない。
非ベンゾ睡眠薬を以て睡眠薬は今後睡眠薬は開発されないということだ。
まあ、ルネスタは弱い、マイスリーは人によりラリる、アモバンは人により耐えがたいほどの苦味、
とそれぞれ一長一短があるが。