【映画】発達障害が登場する作品について【ドラマ】
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「ATARU」とか「レインマン」とか「シンプルシモン」とか「君が教えてくれたこと」とか
あと「それっぽい」の真偽を議論しておもしろいかも
できれば「知的障害のないもの」について詰めたいけど
でも知的障害ありでもいいや
発達障害、アスペルガー症候群、自閉症、自閉症スペクトラム、ADHD、広汎性発達障害、高機能自閉症、サヴァン含む >>510
> 「暗くて不愛想、とっつきにくい でもよく知ると味のあるいい人」
というか、自分の生き方を貫こうとすると、結果的に他人を
傷つけてしまうのが身に沁みてるんだよな。
『椿三十郎』でも、
「あなたはギラギラとして、まるで抜き身の刀のようね。でも、
本当にいい刀はきちんと鞘に入っているものですよ」とか
言われてて、ラストシーンでも、「おみごと!」とか言われて
「ばかもん!利いた風な口を聞くな! こいつは俺と一緒で抜き身だ。
でもな …… 本当にいい刀は鞘に入ってるもんだ。お前らも、大人しく
鞘に入ってろよ」とか言ってるし。
名前を訊かれても、ちらっと庭の椿を視て、「椿 ―― 」で言い淀んで、
「三十郎。もうすぐ四十郎だがな。」と吐き捨てるように言う場面が、
いかにもな感じがする。 ついでながら、アラン・ラッドの『シェーン』の
「シェーン」っていう名前は、アイルランドのジャガイモ飢饉で
アメリカにやってきた移民で、北軍に参加して敗軍になって、
行き場がなくなっちゃったガンマン、という設定だそうです。
『椿三十郎』も、愛刀が たしか「同太抜(どうたぬき)」。
戦国時代に使われた太刀を摺りあげて打刀(うちがたな)に
したという、モロに実戦向き(つーか、戦国時代には打刀は
武器としては使われなくて、幕末の頃に暗殺用の武器として
さかんに使われるまでは、無用の長物だったようですが)の、
「太平の世には、居場所がない」、つまり「納まるべき
鞘がない」というのが読み筋のようです。
あたしたちは、「生まれる時代を間違えた」「生きる時代を間違えた」
っていうことなんですかね?
それを言いだすと、松本大洋の『ZERO』(ボクシング漫画)も
「○」になっちゃうんですけどね。たしか、
「あのひと、もっと昔に生まれてきたら、いっぱい人を殺してるよ」
とか言われてるし。(じつは、『ジュラシック・ワールド』も、
テーマとしては同じ。原作者のマイケル・クライトンの出世作、
『アンドロメダ病原体』が そういうテーマで、「病原体」が
「恐竜」に、「P4 施設」が「テーマパーク」になっただけです) >>512
【作品名】
『アンドロメダ病原体』
【メディア/カテゴリ】
小説。映画『アンドロメダ ……』もあり。
【作者名/主演/キャスト】
作者:マイケル・クライトン。主演:病原体(笑)と、「独身だから」
という理由でプロジェクトに参加させられたお医者さん(かなりヘン)。
【主要キャラの年齢区分、発達障害・知的障害・才能の区分、補足】
年齢不詳(笑)。成層圏よりさらに上、放射能バリバリ・紫外線バリバリの空間で
隕石のカケラにひっついて棲息していた「生きたプラスチック」。酵素も核酸も
持っていなくて、成分は炭素・水素・酸素・窒素だけというヘンな奴。
才能については後述。 【備考】
アポロ計画のとき、アメリカ国内でヘンなウィルス性の眼炎が流行し、
「ひょっとしたら、大気上層に、まだ知られていない生物圏があるんじゃねぇの?」
という話があった。それで、アメリカが衛星を飛ばしてザルで掬って地球に持ちかえる
(「スクープ衛星」計画)ということをやったら、地球に帰還した衛星カプセルを拾って
開けちゃった奴がいて、二人(爺さんと赤ん坊)を残して村人が全滅。
で、その衛星を拾って軍の施設に運びこみ、分析しようとしたら、すでに
「アンドロメダ」というコードネームが ついていて、「これ、生物兵器
開発プロジェクトなんじゃねぇの?」と気づいちゃったのが運の尽き。
で、「汚染された場所には核兵器落として消毒しちゃおう」
「万一、施設でコンタミが起きたら、そこも核爆弾で消毒しちゃおう」
という、「ワイルドファイア計画」という乱暴な計画が明らかになる。
ところが、アンドロメダくんは「エネルギーがあれば増殖しちゃう」という
怖ろしい才能の持ち主(まぁ、でなきゃ宇宙空間一歩手前みたいな場所では
生きてけませんわなぁ)なもんだから、「そんな奴に核爆弾とか落としたら、
エネルギー食べ放題ヨロレイヒじゃねぇか!」というので、「なんとか核爆発を
防ぎつつ、なおかつ広がりつつある汚染地域を洗浄しよう!」という
ドタバタになる(とはいえギャクではない)。
「ヘンな生物とヘンな科学者が権力者の都合で出逢ってしまったんで、
お互いタイヘンなことになる」という、『ジュラシック・パーク』の原型。
福島の原発事故を知っている現代人からすると かなり教訓的な
作品で、「システムエンジニア必読の書」と云われた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています