ゲーム作品から
「ペルソナ5」の佐倉双葉
並外れた記憶力を持つことは公式設定でも言及されているが、
ゲーム内で判明したことは、映像記憶というサヴァン能力の一種があることだった
小学生時代に図書室の書籍の並びを見てタイトルを覚えてしまうが、
同級生たちからは「嘘つき」呼ばわりされ、
記憶している事実を証明すると今度はバケモノ扱いされ、いじめられるという、
アスペルガー症候群が陥りがちな体験を語っていた
他にも計算能力が高いとか、元からコミュニケーション障害があるとか、
主人公に合流した時点では場面緘黙症があったとか、
アスペルガー症候群が抱えがちな個々の問題が役満級に揃っている

なのにキャラクター造形としてはアスペルガー症候群ではない
引籠りの天才キャラに理由付けの設定を盛り込んだ結果として
アスペルガー症候群によく似てしまったのであり、
最初からアスペルガー症候群のキャラを創ろうと狙っていなかった
ことが原因で、似て異なるキャラになったと考えられる