アスペでええやん。事実上。

【アスペに認知行動療法は禁忌です!!】
認知行動療法は、間違った思い込みを修正することによって、生きやすくしようとするもの。
例えば、実際は有能なのに「オレはなんて要領悪くて無能なんだ」って思い込んでたり、実際は嫌われてないのに「私は誰からも嫌われてる」って思い込んだりしてるひとの場合、その間違った思い込みを修正することで気分が上向くかもしれません。
前提として、生きづらさの原因が「間違った思い込み」にある場合に限って、有効な場合があるのです。
一方、広汎性発達障害含む高次脳機能障害の場合、生きづらさの原因は「間違った思い込み」ではなく、「生きるために必要な脳機能を有してない」ことにあるのです。
この場合「オレは要領悪くて無能だ」「私は空気嫁なくて誰からも嫌われる」ことは思い込みでなく事実なので、その事実をなくさない限り、生きづらさを解決できません。
むしろ、「俺は無能じゃないかも」「私は嫌われてないかも」って思わせてしまうのは、本人にも周囲にも有害で極めて危険です。