0381優しい名無しさん (スップ Sdda-wvmP)
2018/05/22(火) 16:40:51.63ID:HAVBDNFJdベンゾは、脳内の神経伝達物質受容体(ギャバ受容体)に作用して、脳内の神経伝達物質(ギャバ)を増やす働きを持つ。
ベンゾ系薬物を摂取し続けると、脳内神経伝達物質が過多となり、人間の本来持つ脳内神経伝達物質供給能力が低下してしまう。
ベンゾ服用量が多くて、かつ服用期間が長ければ、その分だけ人間の持つ脳内神経伝達供給能力の低下も大きくなる。
例えば、ベンゾ服用により、人間の持つ脳内神経伝達物質供給能力が半分なってしまった場合、外から与えるベンゾを半分まで減らしたとしても、残りの半分は自分で供給出来るので不都合は生じない。
この場合、ベンゾ身体依存量は1/2という。この量までは、一気に減らしても原則ok。ここからは、慎重に減らす必要がある。
ベンゾ服用4週間以内なら、ベンゾ身体依存量はほぼゼロなので、一気断薬も可能とされる。これに対して、ベンゾ服用10年以上ならベンゾ身体依存量はかなり多くなるので、減薬初期から少しずつ減薬する必要がある。
ちなみに、ベンゾ服用8か月で43%の人が身体依存するとされている。このことは、ベンゾ服用8か月でのベンゾ身体依存量の平均が43%という捉え方をしてもいいのではないかと思う。
結論として、服用期間が年単位と長くない場合は、ベンゾ身体依存量はまだ100%に達していないはずなので、減薬する場合に初期の減薬率は多目にして、体調を見ながら身体依存量に近ずいたと判断してから、改めて減薬率を調整するというのがより適切な減薬方法と言える。