>>843続き:

ここで、
麻向法:麻薬及び向精神薬取締法
厚労省指定44種:厚生労働省通知 (2017.3.21)により注意喚起がなされた、44種類の精神神経作用剤

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/0000155825.pdf

麻向法改定による規制対象の拡大(2016.9の改定)により、デパス、アモバン、フェナゼパムの3薬剤が、新たに第三種向精神薬に指定され、国の規制対象薬剤は計83薬剤となった。

但し、この規制追加で追加指定されたアモバンの光学異性体であるルネスタ(アモバンとほぼ同じ性質を有すると想定される)が、規制追加の対象から外れていることから、現在でもルネスタだけが海外通販されているという不可思議な現実がある。

但し、アモバン・ルネスタ両方とも、厚労省の注意喚起薬物44種には含まれている。

これは、国の規制追加(3剤)は2016.9になされ、この後、厚労省の注意喚起(44剤)は2017.3になされた経緯によるものと思われる。

今後、ルネスタを含め、現在、海外通販されている上記薬剤も、今後、更に規制対象(第三種向精神薬指定)として追加される可能性は十分あると思う。

特記事項:

上記は、十分な注意を払って調査した結果に基づいて記載したつもりですが、誤記などあれば、ご指摘頂ければ有り難いです。

また、上記は、麻向法に規定されていない薬剤の海外通販を勧めるものでは決して有りません。

あくまで、ベンゾジアゼピン系薬物からの離脱を目指す方々に対して、この漸減を確実にかつ安全に行うのに有意義と思われる情報を、ネット情報から収集して参考情報として開示するものです。

2018年6月吉日
一ベンゾジアゼピン離脱援助ボランティア