人間不思議なものでイザ死ぬって時になると
「ひょっとしてまだ他に希望があるんじゃないか」ってなふうになる
実際には無いが、まるで確実にそこにあるかのように見えてしまう。

が、現実は無い。

所詮、幻想なのだよと・・・

ひたすら幻想に取り憑かれてしまっている俺だが、
現実という運命を受け入れる事によって昇華された幻想は
おそらく無情な結果を待ち受けている。

もちろん死だ。

酔も覚めちまうほどの絶望だよ。


でも、人生崖っぷちのところでオマイラと最後に出会えたことには感謝している。
ありがとう。