寝過ごした。今日はガーデニングがあるというのに
起きてタバコを一服して、地活に行こうか行かないか迷って、結局家にいてもタバコばかり吸うので、行くことにした。
シャワーを浴びて、カバンに本を詰める。
家を出る頃には11時を回っていた。
地活の駐車場に車を停め、毎回弁当を買ってるパーラーに足を運んだ。
雨上がりのじめっとした空気に、太陽の日差しがあたり、なおさら暑く感じさせた。
いつも買いなれてほとんどの種類を食べてしまっている僕は、今まで食べてない弁当を探す。
パーラーの前には工事現場で働いているであろう、作業服の男性が列をなしていた。
しばらく並んで、購入することが出来た。今日はカツ丼にした。
地活に戻るとカツ丼を食べて、一服し、やることがなくなったので、まだ外に出て作業している職員に声をかける「何かやることありますか？」と。
作業は終わったらしく、特にやることは無いとのこと。
せめて、ごみ袋の片付けを頼まれた。
けれども、僕がやったのはごみ袋を結ぶこと。それを職員が処理してくれた。
本を読んで時間を潰す。
しばらくすると城地さんが、オセロをやらないか？と声をかけてきて、一緒にオセロをした。
今は使っていない、警備員室が整理されており、スッキリしていたので、城地さんはここを気に入っていて、ここでオセロをすることにした。
強かった。負けた。
それから、バスケットをしに近くの公園に足を運んだ。
しばらくバスケットをして、飽きたのか、キャッチボール出来る？と声をかけられた
僕は出きるとうなずいた。
久し振りにやるキャッチボール。僕の球は遅く、弧を描いて、城地さんのところまで行く頃にはすっかり力を無くしていた。
それでもキャッチボールは出来て、おもしろかった。久し振りに人とキャッチボールをした。
いい汗をかいた。たまには運動もいいものだな、と思った。また体重が増えたらジョギングしようと思う。
あと、30分ほどで地活での1日が終わる。
特にやることも無いので、タバコを吸いに行こう。
幸せとは、もしかするとこういうものではないか？
僕はタバコを吸いながら思う。
日々の小さな幸せをたくさん見つけ出して生きていこう、そう思った。
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