母親が子供を産んでそのまま育てたとすれば最初にコミュニケーションを取る相手は母親になります。

そこから、父親、兄弟姉妹、祖父母、親戚と広がっていきます。

生まれてすぐは自分で何もできないので泣いたり笑ったり態度に出して親にやってもらうという非言語コミュニケーション。

言葉がしゃべれるようになってからは態度だけでなく、わがままを言ったり、興味関心のあることを話したり、わからないことを聞いてみたりといったコミュニケーションが加わります。

たいてい子供とかかわる時間が長いのは親になりますので、親とのかかわりがコミュニケーションの原点となるのです。

例えば、母親が一方的に自分の考えを押し付けるコミュニケーションを取っていた場合、子供は自分の意見を言わず我慢するようになる。

習慣化されることによってその後の人間関係においても我慢を繰り返してしまうわけです。