自民党政治家達の「結婚しないと子は生まれない」発言に不快感…42歳独身女性、婚活やめて見つけた「楽しい人生」

愛知県内の保育士の女性(42)は今年5月、新聞を読んで目を疑った。

 「結婚しなければ子どもが産まれない。人様の子どもの税金で老人ホームに行くことになる」

政治家の発言がニュースになっていた。発言は、未婚で子どもがいない自分に向けられているような気がした。「なんでそこまで言われなければいけないのか」。いつまでも不快感が残った。

■出産をめぐる政治家の発言

 ●「子どもを産まない方が幸せじゃないかと勝手なことを考えて」「皆が幸せになるためには子どもをたくさん産んで、国も栄えていく」(2018年6月、二階俊博・自民党幹事長)

 ●「結婚しなければ子どもが産まれない。人様の子どもの税金で老人ホームに行くことになる」「必ず新郎新婦に3人以上の子どもを産み育てていただきたいとお願いする。
いくら努力しても子どもに恵まれない方々がおり3人以上が必要だ」(18年5月、自民党の加藤寛治衆院議員)

 ●「子どもを4人以上産んだ女性を厚生労働省で表彰することを検討してはどうか」(17年11月、自民党の山東昭子参院議員)


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180710-00000081-asahi-soci