wiki-パーソナリティ障害 より

世界保健機関

F60特定のパーソナリティ障害は、パーソナリティの領域を含む性格と行動における重度の障害であり、崩壊した個人や社会機能を伴っていることがほとんどである。
小児期後期以降から現れる傾向にあるが、16〜17歳において適切に診断されるということは疑わしく、成人期に入り明らかとなってから持続する。
診断基準dが、小児期から青年期に発症したものが持続していることを要求している。診断基準eが、相当な苦痛について言及している。
診断基準fが、職業上あるいは社会的遂行機能の重大な障害を要求している。
これらの全般的診断ガイドラインは、すべてのパーソナリティ障害に適用されるものであり、その補助的なものは個々において示されている。
その評価には、生活史を含めた多くの情報源に基づくべきである。また多軸的に評価することで、他の障害によって引き起こされているパーソナリティ障害の記録は容易になる。