(お待たせしました。情熱大陸です。)
その人は何度も同じ言葉を吐き続ける。
いわく「ナマポでヌクヌクだぁー」。職業なし及び不詳、プロナマポ偽レフト。
(いつもの太郎の音楽がかかる)
今の世の中に劇薬一滴。偽レフトさまの舐めくさった言動はいわゆるインフルエンサーとも言えるのかもしれない。
彼は怒っていた。情熱大陸の密着初日、某国営放送プロフェッショナルの流儀の担当Dに喚き続ける。
偽レフトさまはナポリタンの大盛りを食べ終え、なぜかメロンソーダを飲み、もらい煙草ピースで一服している。
要約すると、彼の主張は「俺はナマポのプロだ、とうしつで無職だ、ナマポは当然の権利だ、生活保護を受けることを恥だとは一切思わない。
デイケアでつかまえた中学生の娘をもつシングルマザーの恋人がいる。ナマポで何が悪い?
ときどき人に言えない賃金奴隷(仕事のこと)をたまにしている。競馬でも負けしらずだ。」と。
彼の経歴はあくまで自称だ。手書きの大学院の修了証、研究員を経てなぜか今はナマポになった。
2ヶ月だけ社長補佐になったこともある。その歴史は5ちゃんねるがソースだ。なぜかこの人は掲示板では昔から有名だったのだ。
「これが我が家です」と案内してくれたのは、RC構造だと誇らしげに語るアパート(本人的にはマンション)のワンルームの一室だ。
ユニットバスで尿臭にまみれながら、入浴する。そして一言「いい湯だったなぁ」と書き込む。