発達障害ADHDと仕事―向いている仕事、向いていない仕事はある?

大人のADHDは、子どものころにみられるような落ち着きのなさは目立ちません。イライラしやすい怒りっぽいムキになりやすい心が落ち着かない、感情のコントロールが難しいなどのかたちで持続します

ADHDの方が仕事で抱えがちな困難や問題

ADHDの成人の方が抱えることのある困難には、以下があります。

怒りっぽいなど、感情のコントロールが苦手
不注意なミスが多い
気が散りやすく、注意が持続しない
1つのことをやり遂げないまま、別のことを始めようとするときがある
仕事の優先順位を決めるのが苦手
複数のことを同時にこなさない状況になると作業効率が下がる
報告書の作成、書類の漏れない記入、長い文書の見直しが苦手
ぼーっとしたり、他のことを考えてしまうことがある
電話の折り返し、お金の支払いや会合の約束を忘れる
じっとしていないといけない状況で落ち着かない
他人の言葉をさえぎって話し出すことがある
他人のしていることに口出しや、横取りをしてしまう

ADHDの方には不注意がある、といいますが、この表現は不正確です。
興味のある分野や卓越した分野では過度な集中力を発揮する一方で、興味から外れた作業では集中力が低下します。

ですので専門職や芸術関連の仕事が向いてると言えます
向いてない職業はそれ以外
とくに怒りっぽいイライラしやすい所があるので
集団の中に入る仕事は向いていません

仕事を広げすぎてどれも中途半端になってしまう、リスクのアセスメントが不十分なこともあります。
マルチタスクを抱え、その優先順位を考えマネジメントしながら取り組むことが不得意ですが、かといってあまりに単調なシングルタスクでは集中力を持続させるのは困難です。