昨日父親が自殺しました
そして私はその父親に対し怨みを持っていました
そんな内容なので気分を害する方もいるかと思います
ですが吐き出させてください

父はかれこれ20年以上も躁鬱病のⅡ型でした
父は仕事で躁鬱病になりました
ですが20年以上も前なので鬱病でさえそんなに一般に認知されてなかったという時代で世間の印象は冷ややかだったと思います

母も父の看病疲れで鬱病になり私にしか父の対応が出来なくなりしばらくは私が父の対応してましたが、これでは私も壊れてしまうと思い両親を見捨てる形で家を出ました
それから数年後に父親が自殺したという感じです
正直なところ、父は甘いところがありました
父は気に入らなくなった前の主治医から優しくてあまり父に対し深く追求しない…というと聞こえはいいですが、実際は症状に対して薬を処方するしかやらないビジネスライクな主治医に変えてから症状が悪くなりました
私はこれはまずいと思い転院を希望しましたし主治医も転院の手続きはしてくれましたが、父はその主治医を信頼している(自分に都合がいい)との事で転院は出来ませんでした
一応無理矢理転院先に連れて行くという方法もありましたが…もうすでに20数年もそんな父と付き合っていてもうそこまでしたら自分が損するだけだと思うようになり、両親を見捨てることにしました
自分のために

結局家も夜中にコッソリと、引っ越し先も職場も何もかも両親に伝えることもなく出ました
私個人としてはそれからは本当に楽しい日々でした
父のいない生活はこんなにも充実できるなんて思ってもみませんでした
だけど数年後に父は自殺してしまった
その原因に私が見捨てた事が確実に影響しているとも感じてます

私は父を見捨てました
それは紛れもない事実です
しかし残酷ですが父の死に対して私は解放されたという気持ちの方が今は強いです
私を非難する人もいるでしょう
だけど自分の人生を棒に振って何かに自分を捧げるのが美しいみたいな世の中だから父のような人が自ら死を選んでしまうとも感じました
そしてもしかしたら私もそうなっていたかもしれない

こんな事あまり近しい人に言えたもんじゃないので書かせていただきました
長文駄文失礼しました