親を煽る煽る

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その問題行動(家庭内暴力、自殺未遂、自傷行為、依存行動、摂食障害、万引きなど)は、周囲(特に親)に対して子どもが送っているSOS信号なのです。
決断を我が子に委ねて問題を先延ばしにしてしまうケースも少なくありません。
生死に関わるレベルの問題行動を起こしてしまっているようなパーソナリティ障害を抱えた子ども場合は、子どもが自らの意志で決断するということはとても難しいことなのです。
実際に当センターを卒業されていった方たちは、「センターに来る前は右も左もわからずに、将来も真っ暗で自分の気持ちなんてものも全くわからなかった」「半ば強引ではあったが親に決断してもらい、入所できたことは今となっては良かったと思える」と、当時を振り返ります。
決断が遅れ、子どもの意志を尊重し続けた結果、子どもの年齢が40歳、50歳に達してしまったというケースも数多くございました。

子どものことを思うのであればなおさら子どもの反発を理解し、「恐怖心」に飲み込まれない「強い意志」を持ってご決断される勇気を持つことの大切さを、どうか心にとめていただけたらと思います。