自分の目の前に静かな池がある。その中には魚がいたりプランクトンや水草がいる。毎日空を映し時間と共に表情を変える。手元に小石や小枝がある。僕はそれを投げてみて波紋を楽しんだり、小枝の先をばたつかせて寄ってくる小魚をからかう。

僕がこのスレでやっていること。
静かに波一つ立てず息を殺すのも楽しいが、そこから背鰭によって波が動き、それぞれの干渉が作る模様を楽しむもいい。たまには池の中で泳いでみる。その時は僕はゲンゴロウにでも変身しているのかもしれない。
ところかわって僕は鷺。じっとみなもを見つめる。何もなければ水面に虫でも置いて様子を見る。食べるためではない。遊んでいる。そんなことをやっているうちにいつかは魚も別の世代に入れ替わり、鳥は骨になって池もやがて枯れる。それがわかっているからこそ遊ぶ。翼が欲しいか。羽根でもいい。いつかは粉になって空を舞う。

どっちだって構わないんだ。遊ぼう。