>>355
ずっと緑、それも光沢も質感もないのっぺりとした黄緑色しか知らなかったところに本物のアマガエルの艶や手触りを知ったとき。それはその場の匂いと共にあって、図鑑でヤドクガエルやコモリガエルを見た時の衝撃。

自分の価値観が覆される大きな刺激があって初めて生きていると感じる。それが君のような魚の小さな振動であっても僕はこれを楽しいと感じる。それがあるからここに来る。

諸行無常、世のうつろいをただ見ているだけではなくて実際に確かめたくなる生の執着がこれをさせるのかもしれない。まだまだ知らないことだらけだけども知らないことを知ったからといって全てに感動するわけでもない。または文字から得たくない気分のときもある。そんな時は書を置いて外に遊ぶ。