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〈ブロッコリースプラウトに含まれるフィトケミカル「スルフォラファン」の自閉症スペクトラム障害軽減における有用性〉
スルフォラファン (50 ~ 150 µmol) を 18 週間毎日経口投与した結果、参加者のABCスコア(異常行動チェックリスト)、SRSスコア(社会的反応性尺度)に大幅な改善が見られました。
社会的相互作用、異常な行動、および口頭でのコミュニケーションが改善されました。

参考論文
自閉症スペクトラム障害(ASD)のスルフォラファン治療
Sulforaphane treatment of autism spectrum disorder (ASD) | Proceedings of the National Academy of Sciences https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.1416940111

〈スルフォラファンとは〉
スルフォラファンは、ブロッコリーなどのアブラナ科野菜に含まれるファイトケミカルの一種です。身体に備わる生体防御機能に働きかけることで解毒力や抗酸化力を高め、健康維持に対してさまざまな効果を示すことが報告されています。

スルフォラファンは、100種類以上の「酵素」の生成を促すことで、身体にさまざまな作用を示します。