数年前のカリガリツアー中に喉頭炎になり
病院に行った際に もともと喉にちょっとしたポリープがある事が判明いたしまして
そのポリープ周辺が炎症を起こした事により 全く発声が出来なくなり
椎間板ヘルニアもピークだった為 なかなかのツアーになってしまったのですが
今回も同じような感じでして 本番数日前のリハーサル終了後から
発声がしづらくなり痛みなどはないのですが 普通に歌う事が難しい状態だったのですよね
そこで マニピュレーターの白石さんやPAの下平さんをはじめとするスタッフに相談し
簡単に言いますと 文明の利器を最大限に利用しつつ
あらかじめ録音されているヴォーカルファイルとの共存しながら歌う方法を選択した訳です
声のケア的なエフェクトの掛け方や 音量バランス等から 完全なる口パクと思われた方もいらっしゃるようですが
実際は全ての曲を最後まで 歌えているかは別として 歌っています
久しぶりに演奏する曲も多く どのようなライブになるか とても楽しみにしていましたから
きちんとした歌唱が出来なかった事は残念でありますし 当然の如く 毎回そこを期待してくれている皆様には
とても申し訳ない気持ちです ただ ヴォーカルだから当たり前と言えばそれまでなんですけど
自分の レベルの 範囲内での きちんとした歌唱を最優先に考えて行ってきた 昨今のライブとは違い
前回のライブは 只管 我武者羅に 最後までカリガリに没頭する事が出来た 個人的にはとても収穫のあるものでした

そして 現在の状況なのですが 普通に喋るぶんにはほぼ問題ないところまで回復してきました
発声をしてみたところ ファルセット等の高音は出ず 少し歌うと息苦しい感じになるような部分もありますが
徐々に戻ってきていますので 数日後からは少々ストップしてしまった録音も開始できそうです

もし 炎症が治っても今までのような発声が出来ない場合には手術してポリープを取る事も考えなくてはいけないのですが
やはり 手術した結果が必ずしも良くなるとは限らないと以前から言われていまして
特に自分の場合はポリープの出来ている場所も微妙なようで どの程度かは分からないですけど
声が変わってしまう可能性と キーが下がる可能性もあるらしいのですよね
なかなか決断が難しい話ですから 安易に決めず 慎重に判断したいと思っています
自分としましては 次回 XA-VAT のライブで いつも通りの姿形をお見せして
いつも通りの歌をお聴かせするつもりですので是非 楽しにみにしていてください

明日はGOATBEDの諸々の告知をさせていただきますね

皆様 ご心配おかけして申し訳ございません
カリガリのライブに集まってくれた皆様 心より感謝しております