パフォーマンスが向上する「レジストリクリーナー」、リスクを回避する方法 2022.09.06 日経クロステック

レジストリクリーナーはパソコンをよみがえらせる伝家の宝刀だ。長年の使用で起動や動作が遅くなったパソコンが一気に若返る。
しかし、システムの核心部分に手を入れるだけに不用意に使うと、Windowsやアプリが不安定になったり周辺機器が動かなくなったりする危険もある。

そもそもレジストリとは、Windowsが用意しているデータベースのことで、あらゆるハードウエアとソフトウエアの設定が記録されている。
Windowsは頻繁にレジストリを参照して動作しているため、レジストリのサイズが大きくなると、動作が遅くなる。
レジストリとは、あらゆるハードウエアとソフトウエアの設定を書き込んだデータベースのこと。Windowsは頻繁にレジストリを参照して動作している。

レジストリには、いらなくなった設定も残っている。しかし、Windowsにはそれらを削除するツールがない。
そのためサードパーティが用意したレジストリクリーナーを使うのが常とう手段となっている。

マイクロソフトは、ユーザーがレジストリクリーナーを使うことに否定的だ。
レジストリは外部からアクセスして編集するように設計されておらず、不適切に改編すると深刻な問題が生じると、同社のサポートポリシーで警告している。

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