【3.ロシア語版Windows環境の使い方】
ロシア語環境でも日本語はそのまま表示され、IMEをJPにすれば入力もできるので、アプリ等は普通に使える。
外来語が多用されている点は日本語版と同じ。右クリック~プロパティが右クリック~スボイストバに変わっても、OSの基本操作に大きな影響はない。
キリル文字のpは英字のr、cは英字のs、等の対応を覚えると、文字だけは読めるようになる。(例:Россия=英語のRussia)
ちなみにコンピュータは「Компьютер(コンピュテール)」、ごみ箱は「Корзина(コルジーナ=英語のbasket)」、
 デスクトップは「Рабочий стол(ラボーチィ ストール=英語のlaboratory stoolに似ている)」。
 頻出単語はизменить(イズメニチ=変更する)、управление(ウプラブレーニエ=管理)、параметры(パラメトリ=設定)、
  открыть(オトクリーチ=開く)、выберите(ビベリテ=選択する)、настроить(ナストロイチ=構成する)。
文字が読めれば意味がすぐ分かる単語も多く、OSの基本操作はすぐ習得できる。
 (例:コンピュテール、パネリ、システマ、テーマ、メニュー、ディスク、ファイル、アドミニストリ、コンポネンチ、コンフィグラツィア、テクスト、モニトル、テレフォン、モデム、プリンテリ、プログラミ、
 カテゴリア、エレメンチ、ダータ(date)、ミースィ(mouse)、ペルソナ(person)、グルッパ(group)、チェントル(center)、シンボラ(symbol)、バタレイ(battery)、
 スタンダルチ(standard)、クラビアツラ(keyboard)、スリュースビ(service)、イニツィアトル(initiate)、レスルソフ(resource)、エクラーン(screen)、セルベル(server)、
 アクチベーツィア(activation)、コルポラシア(corporation)、シンフロニザツィィ(synchronize)、プロスモトル(prospect=表示)、等)
 他にもパネリ ウプラブレーニャ(control panel)等、カッコイイ語感のものが多い。なお、上記(8)をWin7でやるならEnterprise以上が必要。
蛇足だが、Server2008無印のほうがUIがシンプルなのでロシア語環境に慣れるのも早い(言語パックはLP4を使う)。
手っ取り早く使えるロシア語辞書は、http://cblle.tufs.ac.jp/dic/ru/v_search_list.php?dicIndexCharID=10
ロシア語環境で日本語アプリを使うときはコントロールパネル~地域と言語~形式をЯпонский(イポンスキィ=日本語)にすること。