日本マイクロソフトは19日、更新プログラムを適用したWindows 7環境でICカードリーダーが認識されなくなる問題が発生していることを明らかにした。

 公式ブログ“Ask the Network & AD Support Team”によると、問題がある更新プログラムは、今月14日に公開されたマンスリーロールアップ「KB4074598」と、先月19日に公開されたそのプレビュー「KB4057400」の2つ。

 これらに含まれる品質向上プログラムの影響により、PCの起動時には正常に認識されていたICカードリーダーが認識できない状態になるという。この状態は、PCを再起動するか、ICカードリーダーの制御を行っているアプリケーションを再起動するまで解消されない。

 同社は現在、原因究明にむけた調査を実施しているとのこと。それまでは「KB4074598」または「KB4057400」をアンインストールし、セキュリティ関連の更新のみを含んだ「KB4074587」だけを適用する回避策が推奨されている。

https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1107135.html