「Windows XP」はなぜ今後も死なないのか
Steve Ranger (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

Spiceworksの計算では、世界の企業の全PCの14%でWindows XPが稼働している。一方、Windows Vistaは1%という。
GartnerのKleynhans氏は「われわれはPCというとユーザーが使うものだと思いがちだ。
そういうPCだけを想定すれば、XPはほとんど残っていないが、企業にはそれ以外のシナリオで使われるPCもある」と語った。
「こうしたPCは10年近く稼働しており、OSはWindows XPで、おそらくPCが処分されるまでOSは更新されないだろう。
なぜなら、そこにコストを掛ける理由も、変更する理由もないからだ」
Kleynhans氏によると、XPが根強く残っている領域は、おそらくコンシューマーユーザーという。
セキュリティ問題に頓着せず、危険の可能性よりもアップデートに必要なわずかな金や時間と手間を惜しむ人々だ。
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