「GeForce 391.35 Driver」公開。「Far Cry 5」最適化版は,複数の脆弱性に向けた対策も見どころ
ttp://www.4gamer.net/games/022/G002210/20180328002/
今回の隠れトピックは,DOS攻撃や特権の昇格につながるような重大な脆弱性への対策がバグ修正とは別に入っている点だ。
グラフィックスドライバ自体だけでなくOSやグラフィックスAPI関連の脆弱性にも対処が入っているので,
Far Cry 5をGeForce搭載環境でプレイするか否かに関わらず,
対応GPUのユーザーは導入を検討すべきだと言えるだろう。

セキュリティアップデート
「DxgkDdiEscape」用カーネルモードレイヤーであるnvlddmkm.sysのハンドラーが抱える脆弱性などにより,
DoS攻撃や特権昇格の原因となる問題の対策
(※詳細は英文リリースノートの「CVE-2018-6247」「CVE-2018-6248」「CVE-2018-6249」「CVE-2018-6250」「CVE-2018-6252」を参照してほしい)

Windows 10のユーザーモードドライバが抱える脆弱性により,特別に細工されたピクセルシェーダが「割り当てられていないメモリ」への書き込みを引き起こし,
DoS攻撃や特権昇格の原因となる問題の対策
(※詳細は英文リリースノートの「CVE-2018-6251」を参照してほしい)

DirectXおよびOpenGLのユーザーモードドライバが抱える脆弱性により,特別に細工されたピクセルシェーダがリカージョン(recursion,再起呼び出し)を
延々と繰り返し,DoS攻撃の原因となる問題の対策
(※詳細は英文リリースノートの「CVE-2018-6253」を参照してほしい)