アマゾンが独自のサーバープロセッサを発表−インテルに打撃

米アマゾン・ドット・コムはクラウド・コンピューティング・サービスで重要な役割を果たす部品について、米インテルへの依存度軽減へ大きく前進した。

  クラウドサービス最大手でもあるアマゾンは26日遅く、独自のサーバープロセッサ「Graviton」を発表。
クラウドサービス「EC2」の新バージョンを同プロセッサがサポートすると説明した。これまではアマゾンを含め大手のクラウド業者はおおかた、インテルの「Xeon」を使っていた。

  ウェルズ・ファーゴのアナリスト、アーロン・レーカーズ氏は27日のリポートで、新サービスはインテル製半導体を使うよりも最大45%割安になると試算した上で、
「これにより、アマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)のクラウドにおけるインテルの地位は競争面からさらに疑問視されるだろう」と指摘した。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-27/PIVICW6S973F01?srnd=cojp-v2