> 今回の組織改編で目を引くのは、1つは会社組織を「エッジ」と「クラウド」で分割したということ。もう1つは、これまで独立した事業部として最大勢力を誇っていたWindows部門がサブグループの1つとなり、
> 会社における位置付けが後退していることだ。その意味ではOffice製品も長らく独立した事業部としては存在しておらず、「製品ではなくソリューション」という形で組織の切り分け方が変化しつつある。

>  これは、近年のMicrosoftが掲げる「クラウド重視」の姿勢をよく示している。キップマン氏のAI Perception & MRを除けば、Cloud + AI PlatformにはAzureやクラウド関連の事業が全てまとまっており、
> 恐らくはMicrosoftの主軸部門として今後機能していくことだろう。

>  もう一方のExperiences & Devicesはいわゆる「エッジソリューション」だ。Windows OSやデバイス、そして端末管理を担うEnterprise Mobility and Managementなど、Azureの発表までは(Office製品を除く)
> Microsoftの中心だった事業群であり、クラウドと連動する形で各デバイスの制御を担う。


ここ重要

> これまで独立した事業部として最大勢力を誇っていたWindows部門がサブグループの1つとなり、会社における位置付けが後退していることだ。