Microsoft、「Windows 11」ベースの開発者向け仮想マシンを無償公開

https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1367913.html

 同社はWindowsアプリ開発の利便性を図るため、最新バージョンのWindows、開発ツール、ソフトウェア開発キット(SDK)、サンプルをセットにした仮想マシンを定期的に更新しているが、OSをWindows 11にして提供するのは今回が初めてとなる。

 具体的な内容物は以下の通り。

「Window 11 Enterprise」(評価版)
「Windows 10 SDK バージョン 2004」(10.0.19041.0)
「Visual Studio 2019」(10月9日現在の最新版。UWP/.NET デスクトップ開発/Azureのワークフローが有効化されているほか、「Windows Template Studio」拡張機能がインストール済み)
「Visual Studio Code」(10月9日現在の最新版)
「Windows Subsystem for Linux」(WSL、「Ubuntu」がインストール済み)
開発者モードが有効化済み
「Windows Terminal」

 仮想マシンは「Hyper-V」、「VMWare」、「VirtualBox」、「Parallels」向けの4種類が用意されている。仮想PCソフトのなかにはデフォルトで「TPM 2.0」が有効になっておらず、Windows 11のインストールが困難なものもあるが、配布されている仮想マシンは「TPM 2.0」バイパスが有効化されているようで、動作に支障はない。