破産手続きの開始が決まった旅行会社「てるみくらぶ」が、社員が80人程度しかいないにもかかわらず、
50人もの内定者を出していたことが分かりました。
てるみくらぶの内定者:「だいたい50人ぐらいはきのうの説明会に来ていたので、(内定者は)50人ぐらいはいます」
「(破産について)あと5日後には社会人になるんだという気持ちで準備を進めていたし、
そういう思いでいたのでこれから先どうしたらいいのか先が見えない状態で、どうしたらいいのか分からない気持ちでいっぱいでした」
 てるみくらぶは、来月1日に入社予定だった約50人の内定者を、
27日に本社の近くに集めて説明会を開きました。山田社長が破産に至った経緯を説明し、
全員の内定取り消しを通告しました。内定者のなかには、すでに地方から東京に引っ越してきて、家賃を払えない可能性がある人もいるということです。