自分の欲望を充足するために、男を次々を変えていく女たち。
その手の女の人生を礼賛するというコンセプトがこの雑誌にはあるのだろう。
才能や権力、およびそれらに付随する金を持っている男から男へと次々と
乗り換えて、新しい男に体を開くたびに自分の人生のステージをランクupさせていく。
そういう女の人生は、どんなに世の中が変わっても、一定数、憧れをもって
一般大衆の女たちに受け入れられるものだ。

庶民の女には一生無縁な、高価な服や化粧品や靴のグラビアは、その手の女たちの
欲望を充足するために男を踏み台にする人生の象徴として、
大衆の女たちの妬みや嫉みを煽るのに利用される。

ネット社会がどうこう書いている人には分からないと思うが、出版業というのは
そういう、大衆の普遍的な欲望を煽って手堅く回収しないといけないのだ。

ネットはね、金にならないんだよ。
ネットは中間を省いて嘘を暴いて、真実を露わにしようとするだろ?

しかし、金になるのは真実ではなく嘘のほうなのです。

嘘で儲けるこの仕事、私は好きですよ(笑)