沖縄県知事選挙で佐喜真候補はなぜ辺野古移設問題の是非を語らないのか。
その理由は簡単。
マスコミ各社の世論調査の結果で分かるように沖縄は圧倒的に辺野古移設反対が多いからだ。
だから佐喜真候補が「辺野古移設容認」あるいは「辺野古移設が唯一の選択肢」などと言ってしまうと、その瞬間に「沖縄の民意を無視した候補者」と有権者に見られ、厳しい戦いを強いられるからである。
また、佐喜真候補は保育料の無償化などを公約に掲げているが、「保育料の無償化は辺野古移設への協力を前提に支給される交付金」を眼前にチラつかせて選挙に勝とうとする姑息さが見え隠れする。
争点を明確にしない戦法は自公の常套手段でいつものこと。
騙されてはいけない。