その記述自体は史実に大きく反するわけではなくても、対ソ連戦を肯定し美化し肯定する論調がロシアを刺激するから。

大木氏の言葉が正しいなら、最近の独ソ戦研究書で、パウル・カレルの著作を「参考文献や典拠」
に使っているものは、少なくとも「博士」や「教授」や「軍の戦史研究官」などプロフェッショナルな
研究者の仕事では、一冊も無いはずです。そう思って、書庫を軽く漁ってみたら、意外なことに、
大量に見つかりました。以下は、その一覧です。2009年から2015年までの直近7年間に出版された
ものに限定しましたが、私の書庫だけで16冊ありました。
http://mas-yamazaki.blog.so-net.ne.jp/2015-05-22

何故か旧西ベルリン側にあるソ連対独戦戦勝記念碑。左上はソ連兵士、右手前は独ソ戦で
戦勝に寄与した(最初にベルリンに入ったとも言われる?)T-34戦車の実物です(下写真とも)。
ベルリン市民には好かれていないそうですが、ロシアを意識して撤去もできないそうです。
http://homepage3.nifty.com/tompei/Ph-Berlin.htm

ドイツが本気で恐れているのはロシアで、米国に土下座して米国の核ミサイルをドイツに配備させている。
米国としては広島訪問で核廃絶を表明したものの、ヨーロッパではロシアへの恐怖心が草の根レベルで根強く、
頼むから米軍はヨーロッパに居てくれ、頼むからヨーロッパに核配備してくれと懇願されている。

米の新核爆弾の独配備でロシアは対抗策へ、露大統領報道官 2015年09月23日 21:42
http://jp.sputniknews.com/politics/20150923/943102.html