軍オタの好きな名言・名ゼリフ12
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「人間には不思議な心の動きもあるものです。勝ってなお自ら楽しまないこともありますし、負けてくやしく思わない場合もあります」 宮武三郎 など、あなたが好きな名言や名ゼリフをこの野郎とばかりに熱く語ってください。 前スレ 軍オタの好きな名言・名ゼリフ11 https://peace.5ch.net/test/read.cgi/army/1362352214/ 私の政治家としての志は、大統領官邸にあっても牢獄にあっても変わらない リスト・リュティ 男の陰茎がおしなべて20cm以上ならば、ウーマンリブなど起こらなかったのである 作者(の陰茎サイズ)不明 我々はまだ戦える だからこそ今、講和のテーブルに着かねばならない 我々が戦う力を失ってからの講和は完全な屈伏があるだけだ カール・グスタフ・マンネルヘイム 「世界の大富豪」成功の法則 - 城島 明彦 - Google ブックス ZARA創業者オルテガ 「私が巨富を得たという評価であるのなら、 金儲けしてやろうというのが目的ではなかったからかもしれない」 >>1 >>2 >>3 前澤友作 「お客さまを神様だと思ったことは一度もないです」 http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20120424/231350/ph001.jpg https://i.ytimg.com/vi/owUEcOcQuZ8/maxresdefault.jpg 【接客】態度の悪い店&態度の悪い店員【通販】 https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/fashion/1526636162/ 271 :2016/02/09(火) 00:53:47.58 ID:RE2sINiQ0 ZOZOはボッタクリだぞ 613 : 2016/03/31(木) 00:38:46.52 ID:8PrvZlzY0 ZOZOは ダサいどーでもいいような安っぽい服ばかりで気に入った服を探す方が大変だ 【帝国きどり、軍産″】 マイトLーヤ『アメリカは侵略の過ちを認め、イスラエルは跪き許しを乞え』 http://rosie.5ch.net/test/read.cgi/liveplus/1529709983/l50 ミリオタは侵略の加担者 「命ある限り戦ってこそ、戦闘機乗りです。」 岩本徹三海軍中尉 出征の 父君送る 一人子の 見上げし顔に けむる秋雨 出征の 少尉を送りて 帰りけり あの人もまた よき人なりき 阿武隈の 橋の上にて 我が想ふ あの日別れし 友は何処ぞ 荒雲は 蔵王の峯を 蔽ひけり 堤に立てば 強き秋風 グランドの 真砂の上に 死といふ字 三度書いては 悲しみにけり 菅野直海軍中佐 「戦争は、みんな駄目にしちまうもんね。人間というものを、もう駄目にしちゃうんじゃないですか? だって、仲間が亡くなってってるのを何とも感じなくなっちゃうんですもん、戦争っていうのは。 そうでしょう?『ああ、あいつも突っ込んだ』で終わっちゃうじゃないですか。 その、もう、毎日のアレになっちゃうと慣れっこになっちゃってね。悲しんでるヒマない。 もう、自分だって、その、ねえ?アレにならなきゃならないっていうアレがあるから・・・。 みんな、心までみんな、駄目にしちゃうんじゃないですか?戦争は。」 長田利平海軍一飛曹 特攻命令により爆装出撃すること4度 生還 からころむ すそに取りつき 泣く子らを 置きてそ来ぬや 母なしにして 信濃国防人 長田大嶋 万葉集巻20 4401 俺の学生時代には詠み人知らずだったけど、判明したんだ。 「太平洋戦争について、公正で客観的な眼で学んでいただきたいと願っています。 列強の帝国主義の時代が、太平洋戦争とともに終わったという事実を客観的に検証してもらいたい。」 江名武彦海軍少尉 第3正気隊(特攻) 若者たちへ 誰かが言った言葉じゃないかもしれないけど 「上官の命令に従う限り、その行為について個人的な責任を負うことはない」 みたいな言葉って無かったっけ? 探してるけど見つからなくてモヤモヤしてる ちょっと違うかもしれんが 「オレが艦橋にいて指揮をとっていたのだから、責任はすべてオレにある。 何も気にすることはない。くよくよしなくてよい。」 寺内正道海軍中佐 駆逐艦「雪風」に乗って来たばかりの中尉に操艦をまかせていたら 艦底をリーフでこすって損傷、シュンとする中尉に >>16 誰かの言葉って言うより、軍の命令系統の大原則 「明るくといっても、ほんとうのところ、私はそんなに簡単には明るくなんかなれなかったのです」 並木路子 あなたの明るく響く歌声が戦後、敗戦にうちひしがれた人たちを励ましましたね、という言葉に 父、次兄は戦死、東京大空襲時、それをためらう母とともに隅田川に飛び込むも母は行方不明 婚約者は土浦航空隊に行き後に特攻戦死、自身は戦時中、フィリピン戦線や大陸戦線への慰問団に加わる ,-r n,-r-┬-、 r^ヾ、 l | | i /`>、 ,.=二ニニ=ミ、ヾyリ ' |! /´ ノ`>、 ((_.,-==二 ヾミ/{ ;! ,i,//, ノ_ ノ、 r'三二= ̄ニ=、ミ|lリ/ノ'// ,. - 二三彡 {/`{!// //ヾ!、{i| {r' i' // ,.-'ニ三彡リ {(,ノ//" /;/ `ヾ{!/'/ r' ノr'",二三シ ソ// ; || "亠!ル/リ,ノ/ノ彡ノ! {/{/, / l| 彡ノヾ彡'ニ/ . `{// , ,| ;| 彡ノ;i'三ニ{ |,i{'l l | | . .:: . . : ::彡ノ;li'三{ |r`川| __,..,,,_ : : 三ニ;|リ'1' 強者は道徳を蹂躙するであろう。 . l __!||| ¨ヾミュ {, .,,,zr=三ニ;;i!';;;! }i";;:. ,.ィエ`;; lll;;イ┬-ミ三ニ|!;;;{ 弱者はまた道徳に愛撫されるであろう。 . !.__;:. |lli;; ̄三彡ノ;!{;/ ヾ、:;:,. !|l;; ;;彡ノ/-' 道徳の迫害を受けるものは、 }:;;; : ヾz_ノ;; ;;;彡ノ/ ___|::; : __ .: '!l;:..:;彡;/ 常に強弱の中間者である。 /川リ/l:.;.. "^ヾー-、,=三ュ!::ニ/ /〈川;|/ l;:. ヾ二,シ´`ヾミ' _ _/::.:.\シ ヽ l_,..==-─--=、 / {::::::::..:.\ ヾ===/ , --─── ! / |::::::..:.. \ . ::/ / ,.--─‐ ノリ _/ |'':;;;;:.:.:. \ ::| / / _,, 彡//!\ ' :| '''':::.:.. :\ー-L_l / /川川! 彡//| \ | . : :::\  ̄{/_ノ::::/`!川{ 彡//| \ | . : : : :.:::ヽ /::::/ } '; 彡//| \ 芥川龍之介(1892 - 1927) 「Herr Kawakami Ich denke, dass militärische Macht notwendig ist, um das internationale Gesetz zu brechen」 Helmuth Karl Bernhard Graf von Moltke 「あなたがダイヤモンドプリンセスになってる頃私は大統領夫人になってるかもね」 『時事新報』明治30年10月7日 左れば斯る国人に対して如何なる約束を結ぶも、 背信違約は彼等の持前にして毫も意に介することなし。 既に従来の国交際上にも屡ば実験したる所なれば、 朝鮮人を相手の約束ならば最初より無効のものと覚悟して、 事実上に自ら実を収むるの外なきのみ。 _,,,,,,__ __,,,__ ィjj)))))))))!!!!!彡ヽ, /ミ/ ,}彡ヘ |ミ{ -‐ ‐ ‐ ‐- {三=| El==; ゚ ''==. |ミミ,| `レfォ、,〉 :rfォ.、, !iル┤ . { `¨ i ・、¨ ´ `{ゞ'} . | ‘`!!^’ヽ .「´ ! ,-ニ'¬-、 ,!|,_ . \´ ̄` / ∧ヘ、 __/〉`ー ' ´ / 〉 \ _, ィ´「∧ / / )¬ー- 、_ -‐ ´ / / ヽ、/ / iヾ ヽ (福沢諭吉 1835〜1901) 『余の私的な遺言書』アドルフ・ヒトラー 「闘争の歳月がつづいているあいだ、余は、結婚という責任をともなった行為は できないと信じていたが、いま余はこの地上での生涯を終わるにあたって、 あの女性、すなわち長い年月にわたる世に対する忠実な友情をまもって、 みずから選んで、この、すでに敵の包囲網がほとんど完了した街に潜入し、 彼女の運命を余の運命と分かち合おうとしている女性を妻にしようと決意した。 彼女は、彼女自身の希望によって、余の妻として余とともに死ぬ。 国民への余の奉仕の仕事のために余ら二人から奪いとっていたものを、償ってくれるであろう。 余が所有するものは――およそ価値あるものであれば――党のものとなる。 党がもはや存在しない場合には、国のものとなる。国も壊滅してしまうとすれば、余のそれ以上の決定はもはや必要ない。 長年にわたって余が買い集めた蒐集品の中にある絵画は、決して私的な 目的のためにではなくて、余の故郷の街であるドナウ湖畔のリンツ市に 完成される画廊のためにのみ集められたものである。 この遺産がそのように役立ってくれることを、世は衷心より望むものである。 この遺言書の執行人として、余は余の最も忠実な同志であるマルティン・ボアマンを 任命する。彼は、すべての決定を最終的かつ法的に有効にとりおこなう権限を有する。 彼は、個人的な思い出のために価値あるもの、あるいはささやかな市民的生活を 維持する上で必要なものを、余の兄弟たちに分けあたえることが許される。 同様に、特に余の妻の母親、およびボアマンもよく知っている秘書たち、女性秘書たち、 すなわち何年にもわたって余のために奉仕してくれたウィンター夫人や そのほかの人たちに分けあたえることも。 余ならびに余の妻は、逃亡あるいは降服の屈辱から逃れるために、死を選ぶ。 われわれ二人の決意は、余が国民に奉仕した十二年のあいだ、毎日の仕事の 最も多くの部分を遂行してきたそのおなじ場所で遺体がただちに焼却されることである。 一九四五年四月二十九日(午前)四時 アドルフ・ヒトラー」 .:::::::;' 軍職に或る事30年、、今回ほど必勝の ';:::::::. :::::::::i 信念が沸き起こる思いをしたことが無い… l::::::::. ::::::::::! イギリス軍は弱い必ず退却する i:::::::: ::: 補給について心配することは誤りである ::: ' ― ―‐ -- 」 L_::::: 元来日本人は草食である、然るに南方の  ̄ ̄ ̄ __,. -┐ 草木は全て…即ち之食料なのである _ ,. -‐ '' ´ :::::::::', 天長節までインパールを攻略せよ r::- _ :::::::::'、 皇軍には天佑神助の奇跡が起こる /:::::::: ´` ' ::::::::':、 ,.:'::::::: ::::::::ヽ 雨季の到来は皇軍に /::::::: ::::::::丶 味方するものなり ,.::':::::::::: ::::/ ,:、 あくまで敢闘すべし _,..:':::::::::: / ,..':::::::> _|__ ... く:::::::::: / ,.:::::::: /\ , , /\ `、 \ / ,.∩ / <●> <●>\.`、 \∩ / , ' l ヽ∩ / (__人__) \ ∩ノ j / , ヽ ノ | |::::::| | ヽ ノ \ / , ' | ヽ \ ` ⌒´ / / j \ / , ' \  ̄  ̄ / `、 \ ./ , ' \ 牟田口廉也 / `、 \ 「主権国家であるわが国に対し、責任ある韓国の人間が『無礼』などと言ったことは極めて不適切で遺憾だ」 河野克俊統合幕僚長 民衆ほど軽薄で首尾一貫とは程遠いものはないとは、ティトウス・リヴィウスの 評価であるが、他の多くの歴史家も、これと同じことを書いている。 まったく、歴史上の彼らの行動を見れば、民衆が誰かを死刑にしたのに、 同じ民衆がその直後に後悔して涙を流す、という場合に始終出会う。 これについて、リヴィウスは次のように言っている。 「彼が死に、彼によってもたらされていた脅威が消えるやいなや、 民衆は後悔の念にかられ、涙を流して彼をしのんだ」 また、ヒエロンの甥のヒエロニムスの死後に、シラクサで起った出来事にふれながら、次のようにも書いた。 「卑屈な奴隷か、さもなければ傲慢な主人か、これが民衆の本質である」 こうまで言われると、わたしとしても、民衆を弁護するなどという大変な仕事を、 受けもってよいものかどうか迷ってしまう。これほどに厳しく非難されている人々の 弁護役など不利も明らかで、はじめたとしても結局赤恥かいて投げ出すしかないのでは、 とまで思ってしまう。 しかしきちんとした反論はしておいたほうがよいと思うので、あえて弁護するが、 歴史家たちが民衆の欠点として糾弾するこの性格は、実は人間全体、その中でも とくに指導者たちにこそ、向けられるべきものだと言いたい。 なぜなら、法に反する行為をする者は誰であれ、 秩序なき民衆と同じ誤りを犯すものだからである。 あと先のことも考えないで暴走するという民衆の性格は、指導者のそれよりも 罪が深いわけではない。両者いずれとも、思慮に欠ける人ならば誰でも、 この誤りは同じように犯しているのだ。 それゆえに、この場合での理にかなった議論としては、階級で分けずに、人間全体に共通する欠点への糾弾という形でなされるべきだと思う。 民の声は神の声、と言われるのも、まんざら理由のないことではないのだ。 なにしろ、世論というものは、不可思議なる力を発揮して、未来の予測までしてしまうことがある。 また、判断力ということでも、民衆のそれは、意外と正確だ。二つの対立する意見を並べて 提供してやりさえすれば、世論はほとんどの場合、正しいほうに味方する。 もちろん、世論にも欠陥はある。真に有益なことよりも、見ばえのよいもののほうに 眼を奪われる場合が多いからである。 しかし、指導者たちといえども、自分たちの欲望に駆られて、同じ欠陥におちいることが 多いではないか。しかも、指導者たちの欲望ときたら、民衆のそれよりもずっと大きいときている。 ゆえに、民衆とか指導者とかの区別をつけずに、両者に共通する欠陥として論ずるのが 理にかなったやり方だと信ずる。 ISIS兵に包囲されたロシア軍将校が自分自身を標的として空爆を要請。死後ロシア連邦英雄章が授与される http://frontpage.blog.jp/archives/1056538966.html 司令部「グリーンラインへ戻ってください。繰り返します、グリーンラインへ戻ってください。」 将校「敵は外にいる。空爆を今すぐ実行してくれ。これが僕の終わりだ。僕の家族に愛してる、僕は祖国の為に戦ったと伝えてくれ。」 司令部「要請を却下します。グリーンラインへ戻ってください。」 将校「無理だ。敵は外にいて包囲されている。彼らに殺され、死体を晒されたくない。空爆を実行してくれ。奴らは僕と軍服をなぶりものにするだろう。 僕は奴らを道連れにして尊厳を持ったまま死にたい。僕の最後の願いを叶えてくれ、空爆を実行しろ、どちらにせよ僕は奴らに殺される。」 司令部「要請をもう一度確認してください。」 将校「奴らは外にいる。司令部、これで終わりだ、ありがとう。僕の家族と祖国に愛してると伝えてくれ。僕は勇敢に最後まで戦ったと伝えてくれ。家族のあとを頼む。僕の死の報復をしてくれ。さようなら、司令部。家族に愛してると伝えてくれ...」 司令部「応答無し。空爆を実行せよ。」 「若者が性急で衝動的なのは良いのです。しかし馬鹿ではいけない。 若者はつねに出来うるかぎり、賢くふるまうことを心掛けていなくてはなりません。」 ジャコモ・カサノバ 生きてる人を神様にしちゃいけません、神様に文句は言えないでしょ? 井上 成美 「しかし、マダム。敵を友人にすることができるのに、 どうして叩きつぶす必要があるでしょうか?」 エイブラハム・リンカーン 南北戦争時、演説中に南部人へ徹底攻撃を主張する年配の婦人に対して 国民が戦勝に浮かれてるのは僅かな間だけである。軍隊は非常時には 必要なものであるが、平和な時代には不要のものである。 自分は田舎に帰って百姓をする。 我々軍人はすぐに忘れられる。忘れてしまわれるために我々はおるのだ。 黒木為 私は可能な限り自身の頭のなかにこびりついた「後知恵」を排除しながら本書を執筆した。 「後知恵」とは、ドイツのポーランド侵攻後に起きた事件の記録である。 歴史家が、歴史の転換点となる事件の描写をニュートラルに記述することは簡単ではない。 不可能と言っても良いだろう。特にナチスドイツやヒトラーを描写する場合はそうである。 戦後に明らかになったホロコーストのビジュアルイメージは強烈である。人種抹殺を 実行したヒトラーを許せるものではない。ただ、本書でテーマとした第二次世界大戦の 根本の原因、それはチェンバレンのポーランド独立保障でありまたあまりにも愚かな ポーランド外交なのであるが、それを分析する場合にはホロコーストのことをいったん 引き出しの中にしまわなくてはならない。そうしないと、ヒトラーあるいはナチスドイツの 当時の外交を冷静に描写することが出来ない。 第二次世界大戦の原因を語るには、当時に起きていた事件あるいは明らかになっていた情報だけを ベースにして当事者の思考過程やその行動を語らなくてはならない。 (中略) 日本の歴史書のほとんどが日本の国内事情や中国満州の状況だけを語ってあの戦争を 読み解こうとする。しかしどれほど真剣にそして真摯にその作業に取り組んだとしても、 その作業で解き明かせるのは日中戦争の原因だけである。 (中略) 第二次世界大戦の原因、しいて言えば太平洋戦争(大東亜戦争)の原因も、あくまでも 旧ドイツ領ダンツィヒとポーランド回廊を巡るドイツ・ポーランドの争いから始まった。 チェンバレンがその外交を間違えていなければ、そしてポーランドの指導者に大局を読む外交能力が あれば、ヨーロッパの局地戦はヒトラーとスターリンの壮絶な戦いになるはずであった。 日本が対ソ戦に参入することはあっても、真珠湾攻撃はありえなかった。日米が戦う必要は どこにもなかった。 繰り返しになるが、あの戦争は何だったかを理解するには一九三九年九月一日のドイツの ポーランド侵攻までの経緯を知っておかなくてはならない。これがわかっていれば、 釈明主義史観の歴史書が、どんな事件を意図的にスルーしているかが見えてくる。 歴史修正主義に立つ歴史家は、どんな事件であっても貪欲にその本質を理解しようとする。 何かを隠そうとする動機もない。合理的な歴史理解だけを求めているからである。 したがって反論にも謙虚に耳を傾ける。(略) 渡辺惣樹『戦争を始めるのは誰か 歴史修正主義の真実』あとがきより 「それなら私の愛する祖国にちなむ名前でもいいの?」 マリア・スクウォドフスカ(キュリー夫人) 君が発見したのだから、この新元素の命名権は君に有ると夫ピエールに言われ ポロニウムと命名 民衆とは、キケロも言ったように、無知ではあるけれども真実を見抜く能力はもっているのだ。 だからもしも彼らの信頼を一身に集めている人物が、彼らに向って真実を告げれば、 意外と容易に説得されうるものなのである。 マキャベリ『政略論』より だいたいにおいて、私ぐらいの年齢になると、愛してほしいと思っている人間のうち どれほどの人間に実際に愛してもらっているかどうかが、 人生の成功の度合いを本当に測る物差しになる。 大金持ちというのはいっぱいいて、公をねぎらう晩餐会を開いてもらったり、 病院の棟に自分の名前をつけてもらったりする。 しかし、世界中の誰にも愛されていないというのがほんとうのところだ。 私ぐらいの年齢になって、誰にも良く思われていなかったら、 銀行の貯金がいくら莫大でも、人生は大失敗だ。 そのことは、人生をどう生きて来たかを表す 究極のテストなんだ。 あいにく愛は金では買えない。 セックスは金で買える。公をねぎらう晩餐会も金で買える。 どれほど素晴らしい人物かということを書いたパンフレットは金でつくれる。 だが、愛を得るには愛される人間でなければならない。 金持ちほど口惜しいだろうね。小切手さえ書けばいいと思っているから。 100万ドル分の愛を買いたい、と。 だが、そういうわけにはいかない。 愛はあたえればあたえるほどもらえるものなんだ。 (ウォーレン・バフェット) 注釈は読むべからず、本文を読め。 リロイ・ランシング・ジェーンズ(南北戦争経験者) 「そもそも戦争に『だまし討ち』など無い。もし本当にだまされたと言うのなら、それはだまされたほうがマヌケなんです。」 進藤三郎海軍少佐 「真実は勝つ」 ヤン・フス 教会の腐敗と堕落を糾弾し、火刑に処せられた中世ボヘミアの聖職者 マルチン・ルターの約百年前の人物 わたしは、はっきりと言いたい。 運は、制度を変える勇気をもたない者には、その裁定を変えようとはしないし、 天も、自ら破滅したいと思う者は、助けようとはしないし、助けられるものでもないのである、と。 マキャベリ『若干の序論と考慮すべき事情を述べながらの、資金援助についての提言』より 「中ぐらいの勝利で満足する者は、常に勝者でありつづけるだろう」 ニッコロ・マキャベリ 戦争ともなればこれまでに経験したことのないシチュエーションに置かれるのが常である。 それでも多くの本を読み、その内容をしっかり記憶していれば、 自身がいかに振る舞いどのような決断をすべきかはどこかに必ず書かれている。 スターリン グローバルな人とものの流動性をかつてなく高めた市場と国家を前提とせずには生活できなくなった私たち。 私たちが欲する利便性、それ自体がリスクになっている。 その意味で、リスク社会論が指摘するのは、現代的なリスクは、「私たち自身が生み出した」ということだ。 自然の脅威による旧来型のリスクとは違って。 (中略) しかし現状を見る限り、そのように一定の距離をとりつつ事態を俯瞰するような議論は、 深まっているように見えない。むしろ3.11からの数年間がそうであったように、 この話題が過剰な科学問題化(ex専門家の内部対立のスペクタクル化、飛び交うデマ)と 過剰な政治問題化(ex左派ならこれを政権批判に利用すべき、右派なら政府のやりかたを追認すべき)の 罠にはまり、議論は白熱しているようでいても根本的な対策や教訓につながらないノイズが多いように見える。 開沼博(社会学者) 実は私は「愛国心」といふ言葉があまり好きではない。 何となく「愛妻家」といふ言葉に似た、背中のゾッとするやうな感じをおぼえる。 この、好かない、といふ意味は、一部の神経質な人たちが愛国心といふ言葉から 感じる政治的アレルギーの症状とは、また少しちがつてゐる。 ただ何となく虫が好かず、さういふ言葉には、できることならソッポを向いてゐたいのである。 この言葉には官製のにほひがする。また、言葉としての由緒ややさしさがない。どことなく押しつけがましい。 反感を買ふのももつともだと思はれるものが、その底に揺曳してゐる。 では、どういふ言葉が好きなのかときかれると、去就に迷ふのである。 愛国心の「愛」の字が私はきらひである。 自分がのがれやうもなく国の内部にゐて、国の一員であるにもかかはらず、その国といふものを向う側に 対象に置いて、わざわざそれを愛するといふのが、わざとらしくてきらひである。 三島由紀夫「愛国心」より (略)じつはカミュも、同じことを訴えているように思います。 人生の不条理は神がいても理解できませんが、神がいなくてもやっぱり理解できないのです。 とりわけ人道主義者は、天災が理解できない。人間の尺度と一致しないからです。 だから彼らは天災を非現実的なものとみなし、やがて過ぎ去ると思っていたのに、 結局過ぎ去ったのはそう考えている人間たちのほうだった。 (中略) もし皆さんが口うるさいキリスト教徒を黙らせたいと思ったなら、絶対に成功する方法があります。 「全知・全能・全愛の神は、なぜこの世の悪を防げないのか」と問いかけてみてください。 悪の存在は、神のこの三要素のどれかを否定しないと答えられません。 たとえば遠藤周作が描くイエスは、「全能」を諦めた姿です。 キリスト教に限らずどの宗教でも、こうした問いへの一般的な答えは用意されていると思います。 しかし、それで苦難の渦中にある本人が納得できるかは別問題です。 森本あんり(国際基督教大学 学務副学長) 喧嘩両成敗は武人にあるまじき失態が双方にあることを前提とし、その根底において行われたのである。 理非が明瞭なのにかかわらず両成敗に付するという法は絶対にない。 滝川幸辰 敵を恐れるより以上に、内輪から裏切り者と見られることをより恐れる、左派の傾向。 これは戦後、いよいよひどくなっていたのではないか。 全共闘などと呼ばれる学生運動が盛んだった頃、そのただなかにいたおじいさんたち (編集者などには多かったのです)の思い出話を聞いても、そう感じます。 当時、ヘルメットをかぶり角材の棒を武器に持ち、火炎瓶や投石で機動隊とぶつかった 暴力的なデモがしばしばあったわけですが、何年何月の激しい激突では、仲間のあいつが まっさきに突っ込んでいったとか、誰それは逮捕されてもびくともしなかったとか、 こいつは要領よく逃げたとか、そんな武勇伝で一番盛り上がっているのですから。 公安警察や機動隊を怯えさせたあいつかっけーとか、自民党の政治家やエリート官僚から、 ライバル視された誰それすげーではないのです。 このあげくに、共産主義者としての自己改造をなし遂げろと同志へリンチを加え、 大切な仲間を次々に殺していった連合赤軍の惨愴が待っていました。 お互いの「モラルの面」、「道徳の次元」での完璧さを要求しているうちに (社会学者・北田暁大東京大学大学院情報学環教授が『そろそろ左派は《経済》を語ろう』 で用いた表現を借りれば、「自省の共同体」化)、それで敵にはたして勝てるかという 「政治の次元」、「軍事の次元」が、いつしか完全にお留守にされていったのです。 浅羽通明(思想家。みえない大学本舗主宰) 『君たちはどう生きるか』集中講義 こう読めば100倍面白い(幻冬舎新書)より 編集部: 経済の民主化の措置として、本書では従業員の経営参加制度が挙げられています。 これは欧州ではどの程度、広がっている動きなのでしょうか。 ウィルキンソン: EUの加盟国の約半数が、従業員の経営参加を義務化する法律があることを示す調査があります。 ほとんどの国ではまだ弱い動きですが、ドイツのように強力なものもあります。 従業員が二千人以上の企業は、報酬委員会の代表者の半数が従業員でなければならないという法律です。 外部から天下りして役員になったような人が代表になるケースと 従業員から代表に入ったケースを比べると、非常に異なる結果になります。 日本に関する多くの著作があるロナルド・ドーア(イギリスの社会学者)は、 日本が平等な国である理由のひとつを、大企業の最高経営責任者のほとんどが 社内から昇進するからである、と述べていました。 だから、自分を他の人よりも優秀であるとみなしている外部の人間よりも、 他の同僚に対して忠誠心があるというのです。 編集部: それは筋が通りますね。 リチャード・ウィルキンソン(経済学者・公衆衛生学者) Voice2020年9月号 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる