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ナチ最後のあがき「ボーデンプラッテ作戦」

ドイツ戦闘機隊は必死で抗ったが、気合いは空回りするばかりで、またもや引き合わない数の戦闘機が帳簿から間引かれた。
ここまでの経過を見ると、作戦の初っ端はまずまずとしても、その後は出動機数に対して御粗末な撃墜数を、尻窄みに減らすばかりだった。
再び燃料の備蓄に奔走したドイツ空軍は、12月23〜24日の2日間の戦いで、合計800機の戦闘機を送り出すが、撃墜した爆撃機はたったの13機で、
代わりに220機の戦闘機が、〈ムスタング〉、〈サンダーボルト〉、〈テンペスト〉などの連合軍戦闘機の手に掛かって、抹殺された。
結果は大出血を強いられたのみである。寧ろ、連合軍の戦闘機隊こそ大喜びした。ドイツ機を大量撃墜して点数を稼げたからだ。
こんなに犠牲が多いなら、寧ろ、戦わない方が増しだろう。

http://www1.tcn-catv.ne.jp/maki/review/maki111.html

勇ましい名前をつけたところで単なるナチパイロットの残酷ショーにしか過ぎなかった