ときは70年代。まだソ連は健在です。
ソ連に対抗するために下腹部の支那を育成してソ連の戦力を拡散させる。そんなキッシンジャー流のマキャベリズムから事は始まっています。

キッシンジャーの篭脱け外交の意味は、米が支那と結び付きソ連の東南アジアへの浸透を食い止める。
あわせて、実はこのとき「日米安保」は一度、実質的に空文化しています。ニクソン政権は日本を捨てました。

今では無かったことになっていますが。