それと既存機改造が安いという話を吹き込んだのは
おそらくLMとその一派であって財務省じゃないと思う
本当に安いからじゃなく検討対象に加えさせた後にねじ込むつもりだったのだろう

財務省は安いなら検討に加えてくれという程度のスタンスでしかない
財務省はトータル予算の抑制という観点でF-3開発を見てるだけで
日本が戦闘機開発をするのがけしからんという話ではない
そうじゃなきゃP-1やC-2は開発段階で潰されていたはず
C-2がどうとかは購入品リストの優先順位が当落選上にあるからにすぎない

LMとその一派の作戦はまずは既存機改造の方が安いと主張して検討対象に加えさせる
そしてLMはアメリカ空軍に売り込むF-22改造案を企画し空軍には日本の金で開発できるからコストが安いと持ちかける
日本側にはバカ高い提案をして今度は作業分担は50%以上、日米同盟強化だ貿易赤字解消に使えるとか都合の良いことを主張する
しかも技術移転や情報開示のことを曖昧にして丸め込もうという悪辣さ
その片棒を担いでしまったのが日経新聞の一連の記事という構図になっている

LMは主目的のアメリカ空軍が不採用を表明してしまったので計画の意味を失った
日本国内のシンパが諦めきれずに日本主導開発にケチを付けているというのが現在の状況