「世界平和統一家庭連合#旧ソビエト諸国」

ゴルバチョフは、米国大統領のロナルド・レーガンと同じく統一教会を支持し、ゴルバチョフが設立したゴルバチョフ財団は、長きにわたり統一教会の資金で運営されてきた[78][79]。

1990年4月、統一教会開祖の文鮮明はソビエト連邦を訪問し、国家元首であったゴルバチョフと会談[78][80][3]。文鮮明は当時、ゴルバチョフに対して「宗教の自由を認めなさい。共産主義を放棄しなさい。」「彼(ゴルバチョフ)が私に会わなければ天運に乗る道がなく、天運に乗らなければ彼は生き延びることができない」と語ったとしている[81][82]。その後、クレムリンの敷地内にあるロシア正教会の重要な教会、ウスペンスキー大聖堂で統一教会の儀式を行なった[78][3]。文鮮明は「統一教会はやがてロシアで国教として受け入れられるだろう」と発言した[78]。