48型4K有機ELテレビ「BRAVIA KJ-48A9S」
ソニーは、BS4Kチューナーを搭載した4K有機ELテレビとしては
国内最小サイズの48型機「KJ-48A9S」を7月25日より発売する。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は23万円前後。
“クリエイターの制作意図を忠実に再現する”ことを狙った、同社フラッグシップMASTER Seriesの最新モデル。
4K有機ELテレビはこれまで55型以上しかなく、48型サイズは国内初導入となる。
同社は「サイズの制約で有機ELテレビが選択・購入できなかったユーザー層がターゲット。
横幅は約107cmで、ベゼルの厚かった10年前の40型モデルなどと同等。
A9Sであれば、コーナー設置もできる」としている。基本性能は、'19年発売のMASTER Series「A9G」と同等。
4K/3,840×2,160ドットの有機ELパネルを採用。
搭載する高画質プロセッサーは、最上位グレードの「X1 Ultimate」。
被写体ごとに最適な高精細化処理を施す“オブジェクト型超解像”、超解像処理とノイズ低減のデータベースを組み合わせた
“デュアルデータベース分析”、14bit相当の階調処理を行なう“Super Bit Mapping 4K HDR”と、SDR映像をHDR相当に高コントラスト化する“HDRリマスター”が可能。
放送番組からゲーム、ネット動画など、様々な素材をデータベース型超解像処理で4K化する専用エンジン「4K X-Reality PRO」も搭載する。
鮮やかな色を再現する「トリルミナスディスプレイ」に加え、独自のパネル制御により明るく鮮やかな映像を表示する「ピクセル コントラスト ブースター」も備える。
A9Gとの違いは、動画ぼやけ低減機能「X-Motion Clarity」の搭載。
瞬間的に黒帯を部分挿入しながら、画面が暗くならないようバックライトをコントロールすることで、画面の明るさを保ったまま、動きをくっきり表示できるようになった(画質設定スタンダード時のみ)。
HDR方式は、HDR10、HLG、Dolby Visionをサポート。
TSUTAYA TVで展開するIMAX Enhancedコンテンツに対応。
またNetflix画質モードも備える。
新4K衛星放送が受信できるBS4Kチューナー、地上/BS/110度CSデジタルチューナーをそれぞれ2基搭載。