つまり8Kの高解像度は、単に繊細な図柄のディテール再現性にすぐれるだけでなく、
普段我々が気付かないうちに肉眼で得ている認知的な情報まで伝える力を持っているようだ。
もちろん、映像を至近距離で見ても画素のツブツブは感じにくく、映像の見たい部分に近寄れば
クローズアップできるのも、リアル8Kならではの世界。スポーツ中継なら、観客席からスタジアムを
望むようなアングルだと、その場に出向いたような臨場感が味わえる。小さく映る選手の表情や細かな
筋肉の躍動感も、迫力と感動の度合いをアップしてくれるだろう。