ディスプレーの新技術がプレーヤーの交代をもたらす

現在のディスプレー技術は、LCDからOLEDへと移行しつつある。
LCDは、生産量では中国企業の爆投資も有りまだ圧倒的な数を誇っているが、
今後のパネル価格のさらなる下落や市場の収縮で、ビジネスそのものは
中国メーカーといえども厳しくなっている。

すでにLCDのビジネスに見切りをつけた韓国勢はOLED化を急ぎ、
付加価値を付けた商品でハイエンドマーケットを狙う。
言うなれば勝負の土俵を、量から質へ転換した。
新たな技術として、SamsungはQD技術を使った次世代OLEDのTVを開発中で、
2021年〜2022年の量産化を目指すとの情報が聞こえてくる。
さらにその先にはMicro LED とQDを組み合わせた技術への展開も見据えている。