2018.04.21 QSVEnc 3.00

[共通]
・Intel Media SDK 2018 R1 (API v1.26)に対応。
・VQPモードを廃止。ICQなどの登場により役目を終えた。
・extbrcオプションを廃止。
・シーンチェンジ検出を廃止。あまり目立った効果はなかった。

[QSVEnc]
・エンコーダをプラグインに内蔵せず、QSVEncCにパイプ渡しするように。
Aviutl本体プロセスのメモリ使用量を削減する。

[QSVEncC]
・API 1.26で追加されたHEVC関連のオプションを追加。(--tskip, --sao, --ctu)
基本的には、今後登場するCPU用(Kabylake世代では使用できない)。
・HDR関連metadataを設定するオプションを追加。(--max-cll, --master-display)
・"%"を含む出力ファイル名で出力しようとすると落ちるのを修正。
・"%"を含む出力ファイル名で--logを指定すると落ちるのを修正。
・yv12(10bit)->p010[AVX2]では、AVX2が使用されていなかったのを修正。
・avswのデコーダのスレッド数を16までに制限。
・rotationのmetadataが入力ファイルに存在すればコピーするように。