>>705
> 私立でもそこまでするの?
> アホボンでも寄付金が物を言うのは昔の話?

1980〜90年頃「偏差値50以下で誰でも入学できる私立大学医学部」が実在していた。

当時、偏差値底辺の私立医大では「金満開業医のアホ息子が多額の寄付金で裏口入学」「面接試験では寄付金の交渉をする」「1点100万」「1科目1億円」といった話が公然とされていた。
この頃は日本経済のバブル絶頂期でもあり、喰っていける仕事や待遇がいい仕事が医師じゃなくても沢山あったので、
現在のように偏差値の高い高校生が医学部に集中することはなかった。
このため新設の私立医大は、他の学部と比べたら桁違いにカネがかかる医学部を維持するため、さまざまな手だてを講じて学生や運営資金を集めていたのだろう。

だがしかし、医学部に合格すれば誰でも医師になれるというワケではない。

医大進学の目的は医師免許取得である。この医師国家試験はマークシート式の学力試験なので裏金は効かない。
そのため底辺私大医学部出身の国試浪人がゴロゴロしていて「九九ですらも怪しい底辺校出身のアホ生徒が親のカネで入って、留年や国家試験浪人を繰り返して、無職のまま30代」といった事例もあった。

現在では医学部人気(というか、国家公務員高級官僚・弁護士・弁理士・会計士・司法書士・税理士・不動産鑑定士・航空機操縦士・大学教授・一級建築士など医師以外のエリート職の凋落)を受けて、
地方の私立医大でも偏差値60以上の学生を難なく集めることができる。このため私立医大は「目先の寄付金で頭が悪いアホ学生を入れると、医師国家試験で大変なことになる」ということを思い知らされているので、寄付金などでの大幅加点を避けるようになった。