0001名無し名人
2018/10/28(日) 17:37:25.06https://www.sankei.com/life/news/181028/lif1810280019-n1.html
(全文はリンク先参照のこと)
40年余りの棋士人生で最も多く対局したのは羽生竜王だ。タイトル戦で何度もしのぎを削ってきた。
「一方的にこちらが意識していたこともあったし、お互いが張り合っていた時期もありました」
平成4年、史上4人目の四冠王となったが、8歳年下の羽生竜王も猛然と追い上げてくる。
タイトル保持数はやがて逆転し、自身は王将のみ、
羽生竜王は六冠を携えて迎えた第44期王将戦七番勝負は7年1月12日に開幕した。
5日後に阪神大震災が発生。神戸市の自宅で被災し、実家も全壊。
慣れ親しんだ神戸の街は未曾有の被害を受けた。
「羽生さんにタイトル戦でずっと負けていたので、自分の将棋を見失っていた時期だった。
だが1月17日以降、負けることが怖くなくなった。もっと大変なことを経験したから」
結果は4勝3敗のフルセットで七冠を阻止。翌8年、羽生竜王に王将を奪われ七冠を許すが、すぐに反撃。
竜王奪還、翌年には名人を奪い返し、永世名人を獲得した。
将棋界を代表するライバルの2人だが、今は少し心境が違っているようだ。
「勝ち負けは争っているが、それを超越して将棋の真理をお互いが追及する気持ちで対局できているのではないか。
互いに分かり合っているので、将棋に集中でき、幸せな時間です」
VIPQ2_EXTDAT: none:default:1000:512:----: EXT was configured